崖の上のポニョ

前から観に行きたいと思っていた「崖の上のポニョ」をやっと観に行くことができました。とかいいつつ本当はスカイクロラが観たかったんですけどね^^;まだ浜松じゃやってないみたいなんでとりあえずポーニョポニョポニョしてきました。
ネットではあまり評判は良くなかったのですが、実際に見た感想としてはかなり上々です。久しぶりに純粋にアニメを楽しんだ気がします。ジブリのここ数作品はなんだかんだ言って映画館まで足を運んで観ています。そのほとんどでCGをフルに使って綿密に作り上げられた描写が売りの一つにあったと思うのですが、崖の上のポニョはまるでその反対を言っています。主人公の家がスクリーンに映った時にこれはなんだ?と正直思いました。決してそれは悪い感情ではなく、まるで絵本のようなやわらかいあたたかい描き方に驚いた結果でした。あえてCGを使わずに手描きにこだわった宮崎監督ですが、それによってクオリティが下がることはなく、むしろ総作画枚数17万枚という熱意に支えられた崖の上のポニョもののけ姫や千と千尋、ハウルの動く城とはまた違った感動を与えてくれました。まぁ本当はそんなことはどうでもいいんです。ポニョはもっと考えるのではなく心でシンプルに感じるだけでいいのです。だってこのポニョは絶対に小さな子供たちのために作られているのだから。繰り返しますがネットではあまりよい評価は聞いていませんでした。それを宮崎駿監督が嘆いているといった記事も見かけたことがあります。ですが、私の行った映画館にいた子供たちは大いに喜んでいました。帰り際に「ぽーにょぽーにょぽにょ」なんて歌い出す彼ら彼女らを見て、私は監督がこの作品を作ってくれたことに感謝しました。こどものためのアニメってものがもっともっとあって欲しいと願うばかりです。

などとえらく感動している私はもういい年なんですが、どこかの大先生のように脳年齢の低さが危ぶまれます^^;

もう一回くらいみたいけどその前にハプニングとスカイクロラも見なきゃな・・・次はDVDでみるとしますか。あと、グッズ売り場に2000円くらいでポニョのぬいぐるみがありました。かなりグッときました。いえ、買いませんでしたけど。

『崖の上のポニョ』公式HP