てきについて

わたしのてきはどこにいるの
きみのてきはそれです きみのてきはあれです きみのてきはまちがいなくこれです
ぼくらみんなのてきはあなたのてきでもあるのです
ああ そのこたえのさわやかさ めいかいさ
あなたはまだわからないのですか
あなたはまだほんとうのせいかつしゃじゃない
あなたはみれどもみえずのくちですよ
なまけもの なまけもの なまけもの なまけもの
きみはしょうがいてきにあえない
きみはしょうがいいきることがない
いいえ わたしはさがしているの わたしのてきを
あるいはそうかもしれないてきは
てきはむかしのようによろいかぶとでいっきおどりでてくるものじゃない
げんだいではけいさんじゃくやこうとうすうがくやでーたをくししてさんしゅつされるものなのです
でも なんだかそのてきはわたしをふるいたたせない
くみついたらまたただのおとりだったりして みかただったりして そんなしんぱいが
てきはさがすものじゃない ひしひしとぼくらをとりかこんでいるもの
いいえわたしはまっているの わたしのてきを
てきはまつものじゃない ひびにぼくらをおかすもの
いいえ かいこうのしゅんかんがある
わたしのつめもはもみみもてあしもかみもさかだって てきとさけぶことのできる
わたしのてきとさけぶことのできる ひとつのであいがきっとある

みんなさんびゃくえんははらいましょう