シャーロットのおくりもの

シャーロットのおくりもの スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
監督: ゲイリー・ウィニック
出演: ダコタ・ファニング, ジュリア・ロバーツ, ドミニク・スコット・ケイ, スティーブ・ブシェミ...
メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
発売日: 2007-05-25

世界で4500万部を超えるベストセラーを記録する、E.B.ホワイトのファンタジー小説を最新CGI技術で映画化。平凡な田舎町を舞台に、農場の娘と子ブタとクモが織り成す愛と友情の物語がつづられる。監督は『13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ』のゲイリー・ウィニック。主人公の少女ファーンを『宇宙戦争』のダコタ・ファニングが演じ、クモのシャーロットの声をジュリア・ロバーツが担当する。心温まるストーリーと、夢のようなファンタジー映像を楽しみたい。

コメディ&ファンタジーに予備知識もなにもあったものじゃないんですが、私、物凄い勘違いをしていました。しかもそのことに映画の最後の方で気づくという・・・。シャーロットはヒロイン?の女の子か子豚ちゃんのどっちかのことかと思っていました。作品紹介を見れば分かる通りクモのことなんですよね・・・シャーロットって。最後まで観れば分かりますが(というかタイトルで分かりますが)クモさんメインの物語。クモ4割、豚2割、鼠2割、他動物1割、人間1割。個人的にはそんな印象。
とにかくクモのシャーロットが魅力的でした。世間ではジュリアロバーツが声をあてたことで騒がれていたみたいですが、シリアス物や戦争物以外は日本語吹き替えで視聴するのが私のポリシーなので、今回も日本語吹き替え。シャーロットに声をあてたのは女優の鶴田真由さん。本業ではない芸能人なんかが話題集めに吹き替えを担当するのは、声優さんたちの仕事を奪っている気もしてあまり好きではないのですが(しかも往々にして下手^^;)鶴田さんの優しい声がシャーロットのウィルバー(豚)に対する愛情とマッチしていて好印象。母性愛っていうんですかね。それにしても美蜘蛛さんだなぁ・・・ほんま姉さんには敵いまへんで。ネズミの吹き替えが山ちゃんだったのは僥倖。2割分はそのおかげ(笑)他動物1割としてますが、動物同士の掛け合いは必見です。ブラックユーモアたっぷりでクスリと笑えますよ。ただ動物達が余りにも魅力的すぎて人間が邪魔に感じてしまいました。もっともっと動物メインにしてもよかったかも・・・