AVP2 エイリアンズVS.プレデター

AVP2 エイリアンズVS.プレデター 完全版 (初回生産分限定特典ディスク付・2枚組) [DVD]
監督:コリン・ストラウス グレッグ・ストラウス
主演:スティーブン・パスカル
公開:2007年
★★★☆☆

南極での死闘を終えたプレデターの宇宙船では、すでに次なる戦いへの火種が生じていた。一体のプレデターからチェストバスター(エイリアンの幼体)が誕生し、両者の能力を併せ持つ“プレデリアン”へと成長、プレデターたちを次々に惨殺していく。そしてコントロール不能となった宇宙船はコロラドの森へ墜落。すると、プレデリアンのほか、船内に潜んでいたエイリアンたちが獲物を求め飛び出していくのだった。一方、船の異変を知ったプレデター側も、エイリアンの駆逐を生業とするニュー・プレデター“ザ・クリーナー”が地球へと乗り込んでくる。こうして、再び2大モンスターの激闘が始まり、地元の人間たちはこの凄惨な戦いに巻き込まれてしまうのだが……。

見どころは墜落した宇宙船を発見した地球人の親子が第一の犠牲者になる序盤のシーンです。子どもくらいは生き残るだろうという甘えのような私の期待はあっさり裏切られました。結構グロいです。クリーナーと、プレデターの姿を模した新生エイリアンの戦いが始まり、彼らの存在に気づいた人間たちはなんとか町から脱出しようと試みます。前作にも言えることですが、エイリアンがただの化け物になってしまっているのが残念でなりません。ただ、そのおかげでプレデターの知性や科学技術が引き立ってて、クリーナーがとてもかっこよく見えました。人間そっちのけでクリーナーの方ばっかり応援してしまいましたよ。本当は★二つにしたいくらいなんですが、クリーナーの格好良さで+1です。
★二つが妥当だと思ったのは色々と不満な点があったからです...
1:人間たちのメロドラマが安っぽくてすごくどうでもいい
2:映像が暗すぎて状況が把握しづらい
3:オチが・・・
学園のマドンナ的存在と嫌われっ子がもと幼馴染でしかも両想いで・・・臭い。意外とそのヒロインの扱いも適当で笑いました。暗いのはこの映画観た人なら誰でも感じた不満なのでは?恐怖や緊迫感を演出したかったのかもしれませんが、ただでさえ外見が似ているエイリアンとプレデターの見分けが暗さでより困難になってます。肉弾戦でも始まった日にはもうどちらもエイリアンに見えるから困ります。オチについては・・・自分の目で確認してみてください。恐らく「脚本書いた奴出て来い」と憤るハメになりますよ^^

自分としては前作の方が好みでした。出るなら3に期待です。